江戸時代の酒蔵復活、コロナ禍で「家飲みセット」に活路
地元の酒を守ろう-。その思いで、江戸時代の酒蔵が復活した。福井県小浜市の「小浜酒造」。市内に唯一残っていた酒造会社が撤退することとなり、事業を引き継いだ。そして今春、満を持して純米吟醸酒を送り出したが、新型コロナウイルスの感染拡大が襲った。同社の吉岡洋一社長は「起業には困難が付き物。覚悟して始めた」と力強く語る。
地元の酒を守ろう-。その思いで、江戸時代の酒蔵が復活した。福井県小浜市の「小浜酒造」。市内に唯一残っていた酒造会社が撤退することとなり、事業を引き継いだ。そして今春、満を持して純米吟醸酒を送り出したが、新型コロナウイルスの感染拡大が襲った。同社の吉岡洋一社長は「起業には困難が付き物。覚悟して始めた」と力強く語る。
日本三大祭りの一つで、疫病退散の祭りとして知られる八坂神社(京都市東山区)の「祇園祭」が、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、大きな変容を余儀なくされている。祭りのハイライトとなる山鉾(やまほこ)巡行と神輿渡御(みこしとぎょ)は中止、予定されていた神事は、感染防止対策仕様に形を変えて粛々と執り行う。「今年は歴史に残る1年になる」と関係者。祈りを続けてきた祭りの形をどう表すのか、知恵の絞りどころだ。
中日・与田剛監督(54)がこどもの日前日の4日、全国の子どもたちにエールを送った。
政府の対策本部が新型コロナウイルスの感染状況をにらみ、全都道府県を対象に緊急事態宣言の期間を31日まで延長することを決めた。
新型コロナウイルスで緊張した日々にあっても、季節は誤らず移り変わる。いつの間にかあちこちの山で新緑が光をはじいている。風薫る5月、というにふさわしい。4日は「みどりの日」だった。
日本で一番人口の少ない鳥取県。その中でも一番人口が少ない江府(こうふ)町の広報誌「町報こうふ」の4月号の表紙を飾ったのは、57人の住民と犬1匹の笑顔。新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛や休校で閉(へい)塞(そく)感が漂う町を元気にしようという「スマイルプロジェクト」だ。
米スポーツ専門局ESPNは4日、韓国プロ野球の放送権を取得したと発表した。
男性を刃物で刺して殺害しようとしたなどとして、警視庁竹の塚署は4日、殺人未遂の疑いで、東京都足立区入谷、無職、蛭田静治容疑者(60)を現行犯逮捕した。
新型コロナウイルスの感染拡大防止策を検討する政府の専門家会議は4日、感染を防ぐ「新しい生活様式」について提言をまとめた。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛が長期化し、消費行動や経済活動が低迷する一方で、栃木県内の企業からは「コロナに負けるな!」と、新たなニーズをとらえた商品やサービスも登場している。
新型コロナウイルスの感染拡大防止策を検討する政府の専門家会議の副座長、尾身茂・地域医療機能推進機構理事長は4日夜の記者会見で、経済活動に与える影響について検討する別の会議体を設けるべきだとの考えを示した。
先月30日に頸椎(けいつい)ヘルニアの手術を受けて入院していた漫才コンビ、オール阪神・巨人のオール巨人(68)が4日、自身のツイッターを更新し、3日に退院したことを明かした。
大阪府の吉村洋文知事は4日夜、民放テレビ番組に出演し、緊急事態宣言を31日まで延長した政府の決定について「命を守ることが一番大切だ。安倍晋三首相が延長を決めた以上、国民が一致団結して国も自治体もやっていくのが重要だ」と述べた。
大阪府は5日、政府の緊急事態宣言が31日まで延長されたことを受け、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、事業者への休業要請や外出自粛措置の継続を決める。その上で医療崩壊の回避を前提として、自粛要請を段階的に解除する独自基準「大阪モデル」を策定。宣言期間中の府立学校の運営方針などを含め、日常生活を取り戻すための出口戦略を示す。
政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議は4日、感染を調べるPCR検査件数が日本では少ないことについて、過去に世界で広まった重症急性呼吸器症候群(SARS)などの感染者が国内では出ず、新しい感染症の流行に対応する検査体制が整わなかったとの分析を公表した。
政府が新型コロナウイルスの感染拡大防止のため緊急事態宣言の31日までの延長を決めたことを受け、群馬県の山本一太知事は4日夜、臨時会見を行った。「県内の感染状況は依然として厳しい」との認識を示した上で、「安倍晋三首相の延長決定を強く支持する」と述べた。
政府は4日夜、緊急事態宣言の31日までの延長に伴う改正新型インフルエンザ等対策特別措置法の改定を受け、13の特定警戒都道府県とそれ以外の34県に対し、(1)外出自粛(2)イベントの開催制限(3)施設の使用制限(4)出勤-の4項目について、制限緩和に向けた具体的な留意事項を全都道府県知事宛てに通知した。