秋篠宮さまが「皇太弟」でなく「皇嗣」になった意味〜天皇になる「覚悟」について
秋篠宮さまの「立皇嗣の礼」が11月8日、皇居の宮殿で催されました。皇位継承順1位の「皇嗣」となったことを広く宣言する儀式でしたが、一方で、男性皇族減少の中で皇位継承を安定化させる方策については、今後政府が検討することになっています。国民の8割以上が支持する女性天皇の実現などについて、結論はおろか、まともな論議もまだされていない中で、後々に至る皇統の道筋が決定したかのような印象を与える儀式が行われたことに、私はいささかの疑問を感じます。