蓮田善明の子、赤ちゃんポストの医師が語る三島由紀夫自決への道のり

三島由紀夫が「謎」と言われる自決を遂げる背景には、一人の国文学者の死があった。三島を文壇に送り出した日本浪漫派の蓮田善明。終戦直後、上官を射殺し自決。戦後も、その遺族と緊密な接触を持ちづづけた三島を蓮田の次男が回想。そこには年々、善明の死への共感を深めていく三島の姿があった。