米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設をめぐる国との訴訟が高裁で敗訴したことを受け、県側で国から損害賠償を求められた場合の対応策が検討課題に浮上していることが13日、分かった。辺野古の移設作業中断に伴う損害額は1日当たり約2千万円に上っていた時期があり、この期間だけの累計で数億円規模におよぶ可能性がある。翁長雄志(おなが・たけし)知事は移設に抵抗する構えだが、今後の判断に影響を与えそうだ。
スポーツ仲裁裁判所(CAS)は13日、ロシア陸上界の組織的なドーピング問題で、昨年6月2日に強化拠点のサランスクで持久力向上効果のあるエリスロポエチン(EPO)に陽性反応を示したベラ・ソコロワら競歩5選手に対し、ことし7月から4年間の資格停止処分を科す裁定を下した。
韓国南東部・蔚山の京釜高速道路上で13日午後10時(日本時間同)ごろ、大型バスが火災を起こし、10人が死亡した。地元消防が明らかにした。ほかに7人が搬送されている。バスには20人前後の乗客がいたとの情報がある。
タイでは王室典範により、現国王が男子王族の中から次の王を任命することとされている。国王が王位継承者を指名しないまま王位が空位になった場合、枢密院が王位継承者の名前を内閣に提出し、内閣は承認を求めるために国会に提出する。この場合、王女の名前を提出することもできる。かつては王位継承は男子だけに認められていたが、1974年の憲法で女子にも認められた。
韓国の尹炳世外相は13日、韓国国会で、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)に関し「北朝鮮の核とミサイルによる前例のない脅威によって、過去よりも(協定締結の)必要性に対する共感が広がっている」と述べた。聯合ニュースが報じた。
タイのプミポン国王は、1782年に成立したチャクリ王朝の9代目君主で、ラマ9世とも呼ばれる。1932年の立憲革命による絶対王制廃止と、その後の第二次大戦の影響で、幼少期と青年期を主にスイスで過ごし、ローザンヌ大学で政治学や法学を学んだ。