国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長は13日、ドーハで記者会見を開き、2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会の出場チーム数を現行の32に据え置くか48に拡大するかを来年3月のFIFA理事会で決めると明言した。
ラグビーのトップリーグ(TL)神戸製鋼が13日、15日に行われるTL兼日本選手権決勝のサントリー戦を前に神戸市内の練習場で約2時間調整し、ゲーム形式のメニューを中心に汗を流した。元ニュージーランド代表のSOカーターは「全員がベストパフォーマンスをして、チームとして戦う。すべてを懸ける」と18大会ぶりの復活優勝を誓った。
大阪府箕面市の新稲(にいな)地区で、新春の門松などを飾る葉ボタンが畑を鮮やかに彩っている=写真(須谷友郁撮影)。
13日午後2時15分ごろ、奈良県橿原市西新堂町の市道で、前方の乗用車に追突した乗用車が歩道に乗り上げ、自転車で帰宅途中だった同市内の中学1年の女子生徒(12)をはねた。女子生徒は腰の骨を折るなど重傷を負い、歩道を歩いていた別の中学1年の女子生徒(12)も頭に軽いけがをした。
関西国際空港が浸水した9月の台風21号被害を受け、運営会社の関西エアポートなどが13日に示した災害対策。540億円規模を投じて、護岸のかさ上げ工事を行ったり、利用者に対する情報提供を強化したりするなど、ハード・ソフトの両面にわたる重厚なものとなった。ただ、現場からは網羅的とも言える対策に実現性を疑問視する声も上がっており、専門家は「何を重視すべきか、優先順位を見極める必要がある」と指摘している。
学問の神・菅原道真を祭り、梅の名所としても知られる道明寺(どうみょうじ)天満宮(大阪府藤井寺市)で13日、本殿前にあるジャンボ絵馬が来年の干支(えと)「亥(イノシシ)」に掛け替えられた。
社民党は13日の常任幹事会で、来年夏の参院選比例代表の公認候補として、新人で党沖縄県議の仲村未央氏(46)の擁立を決めた。同党は比例代表に4人の擁立を目指しており、仲村氏は吉田忠智前党首に続き2人目。
トルコ中央銀行は13日の金融政策決定会合で、主要政策金利を24%に据え置くことを決めた。インフレ見通しが大きく改善されるまで、金融引き締めを続けるとした。中銀は9月会合で24%に引き上げた後、10月会合から連続して据え置いた。
自民党の性的指向・性自認に関する特命委員会(古屋圭司委員長)は13日、党本部で会合を開き、性的少数者(LGBT)への理解を促進する法案の概要を示した。党内手続きを経て、来年の通常国会に議員立法での提出を目指す。
解散を決めた衆院会派「無所属の会」が、立憲民主党から「踏み絵」を迫られている。会派代表の岡田克也元副総理ら大半の議員は立憲民主党会派入りを模索する見通しだが、加入の条件として「消費税増税凍結」や「原発ゼロ」などへの賛同を突きつけられており、政策面で溝を抱える野田佳彦前首相らの動向が焦点になりそうだ。
米アップルは13日、南部テキサス州オースティンに10億ドル(約1100億円)を投じて、新たな拠点を建設すると発表した。敷地面積は東京ドーム11個分の約53万8千平方メートル。研究開発や金融、販売など幅広い業務を担うという。
外務省は13日、自民党の外交部会・外交調査会合同会議で、平成31年度予算をめぐる財務省との折衝状況を説明し「自由で開かれたインド太平洋」構想の具体化など「外交力の強化」の項目で4042億円以上(30年度は3975億円)の確保が見込めることなどを報告した。外務省の当初予算は3年ぶりに7千億円を上回る見通しだ。
公明党は13日、若者の声を政策に反映させるための調査活動「ボイス・アクション2019」を開始した。最低賃金1千円の実現や携帯電話料金の引き下げなど、6項目の政策について街頭やインターネットでアンケートを行う。要望の多い項目は来夏の参院選で重点政策にすることも検討する。
政府は13日、高齢化や人手不足など国家的な課題解決に向けた人工知能(AI)の活用に関する7つの基本原則を決めた。倫理面でのあり方が課題になっている現状を踏まえ、AIが基本的人権を侵さない「人間中心の原則」を柱に据えた。データを国家に集約する中国を念頭に、個人情報保護やセキュリティー確保も重視した。
広島・今村猛投手(27)が13日、広島市のマツダスタジアム内の球団事務所で契約交渉に臨み、3年ぶりの減俸となる800万円減の年俸8700万円でサインした。今季は43試合にとどまり、3勝2敗、1セーブ、13ホールド、防御率5・17に終わったセットアッパーは「春先は良かったが、交流戦から苦しくなった。まだまだ僕の力不足。妥当じゃないですか」と悔しさをにじませた。
死刑確定後、別の2件の殺人事件への関与を告白し、殺人罪に問われた指定暴力団住吉会系元会長、矢野治(おさむ)被告(69)をめぐり東京地裁で13日開かれた裁判員裁判の判決公判。死刑囚が被告となった初の裁判員裁判で、裁判員は有罪となっても新たな刑罰が科されない事件を判断することになった。結局、告白の目的が「死刑執行の引き延ばし」だとされ、無罪という結果に。証拠も乏しく、審理を終えた裁判員からは困惑の声が漏れる一方、被害者遺族の気持ちを踏まえ、意義を強調する意見も出た。
政府は14日、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に向け、埋め立て海域で土砂の投入を開始する。移設工事を早期に進め、辺野古移設の是非を問う来年2月24日の県民投票や夏の参院選への影響を抑えたい考えだ。