【主張】回顧2018 米中が対決局面に入った 国益の最大化をためらうな
世界は米中の対決局面に入った。両国のパワーゲームの狭間(はざま)でわが国には今こそ、国家百年の計が求められている。そんな思いを抱かされる一年となった。
世界は米中の対決局面に入った。両国のパワーゲームの狭間(はざま)でわが国には今こそ、国家百年の計が求められている。そんな思いを抱かされる一年となった。
アフガニスタン選挙管理委員会は30日、2019年4月20日に予定していた大統領選を同7月20日に延期すると発表した。今年10月に実施した下院選でシステムトラブルなどが相次ぎ、準備に十分な時間を確保するためとしている。
バングラデシュで30日、議会(一院制、定数350)選が投開票され、地元メディアは3期目を狙う与党アワミ連盟(AL)が序盤でリードしていると伝えた。2014年の前回をボイコットした野党はバングラデシュ民族主義党(BNP)を中心に連合を組んで参加したが、不正が行われたとして再選挙を要求した。
新華社電によると、世界初の月面裏側への着陸を目指して打ち上げられた中国の無人探査機「嫦娥4号」が30日、月面着陸のための準備軌道に入った。着陸時期には触れていないが、来年1月とみられる。
ボクシングの本場・米国で世界王者になった伊藤が「凱旋(がいせん)試合」ですごみを見せつけた。20戦全勝だったチュプラコフから鮮やかなTKO勝ち。「KOで今年を締めたかった。納得というか、安心した」。端正なマスクに笑みが広がった。
【モスクワ=小野田雄一】ロシアのラブロフ外相は、2019年にトランプ米大統領とプーチン露大統領の首脳会談が実現する可能性について、「ワシントン(米国)次第だ」と述べた。30日に放送された露国営テレビのインタビューでの発言。
第60回日本レコード大賞(日本作曲家協会など主催)は30日、乃木坂46の「シンクロニシティ」に決まった。昨年に続く連覇で、女性グループとしては平成23、24年のAKB48以来、2組目の快挙。
【モスクワ=小野田雄一】ロシアのプーチン大統領は新年を祝う書簡を安倍晋三首相に送り、「両国間の協力のための条約や法律上の基盤拡大を含む建設的対話の継続を期待している」と表明した。露大統領府が30日、明らかにした。
ネット通販大手「アマゾン」が打ち出した新たな雑誌の販売方法が波紋を広げている。1回の注文金額が2000円以上にならないと購入できない「あわせ買い」の対象範囲が11月から拡大され、972円(税込み)未満の雑誌の多くが1冊だけでは買えなくなったのだ。出版の現場には“衝動買い”がおさえられて販売減につながることへの懸念の声や、アマゾンの「次の一手」への警戒感が広がっている。
プロボクシングWBC世界バンタム級暫定王座決定戦(30日、東京・大田区総合体育館)同級5位の井上拓真(23)=大橋=が、同級2位のタサーナ・サラパット(25)=タイ=に3-0で判定勝ちし、世界3階級制覇の兄・尚弥(25)との兄弟世界王者に輝いた。
中国・南方科技大の副教授がゲノム編集技術を使って双子を誕生させたと主張した問題を受け、中国教育省は全国の大学に対し、ゲノム編集に関する研究について倫理規定や法律違反がないかどうかを内部調査するよう命じる通達を出した。中国メディアが30日までに伝えた。
防衛省は、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」に搭載する最新鋭レーダー「SSR」に関し、日本企業の開発参画を見送る方針を固めた。日本企業が参画することにより納期が遅れ、導入費用も増えることが判明したため。SSRを防衛省に提案した米ロッキード・マーチン社は「日本企業の参画」をアピールしていただけに、日本の防衛産業への貢献を期待する自民党内からは「話が違う」(国防族)との声も上がっている。複数の政府関係者が30日、明らかにした。
貿易戦争の「一時休戦」を決めた米中首脳会談からまもなく1カ月がたつが、その間に中国による譲歩の動きが目立つ。外国企業に対する技術移転の強要禁止の法整備や、米国車に課す追加関税の一時停止、米農産品の大規模購入再開が表面化。米国との全面衝突回避のためとみられるが、中国は国内を意識してか「変えるべきでないものは断固として変えない」(外務省)と強気の姿勢を崩しておらず、来年1月に予定される米中貿易協議の見通しは依然不透明だ。
大学女子駅伝日本一を争う富士山女子駅伝で、名城大が初優勝を飾った。フィニッシュテープを切った高松が仲間の手で胴上げされた。たすきを掛けたままの1年生は宙を舞うたびに「きゃー」と本気の悲鳴。歓喜のセレモニーに慣れていない様が初々しさを際立たせた。