【主張】東日本大震災10年 風化に抗い風評を絶とう
3月11日を迎えた。
3月11日を迎えた。
東日本大震災の発生から11日で10年となることを受け、各党が声明や談話を発表した。
約60年前に予言された素粒子ニュートリノの特殊な反応を証明することに成功したと、千葉大などの国際研究チームが英科学誌ネイチャーに11日発表した。宇宙から飛来したニュートリノを分析して実証した。ブラックホールの謎の解明などに役立つという。
国際オリンピック委員会(IOC)は10日、オンラインで総会を開催し、会長選挙で現職のトーマス・バッハ氏(67)を再選した。2期目は東京五輪閉幕日(8月8日)の翌日からの4年間となる。
将棋の藤井聡太棋聖(18)=王位=は10日、大阪市の関西将棋会館で指された第79期順位戦B級2組最終11回戦で中村太地七段(32)を破り、今年度の対局を1局を残して勝率8割4分3厘(43勝8敗)とし、将棋大賞の勝率部門で、自身が持つ記録を更新する4年連続8割以上になることが確定した。
国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士、野口聡一さん(55)が、東日本大震災の被災地支援への感謝を伝える動画が11日、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開された。感謝のメッセージは東日本大震災10年の節目に被災者から寄せられた。野口さんは「絶望の日々の中で、世界の皆さんから届けられた支援の手はまさに私たちの光でした」と読み上げた。
東日本大震災は11日で発生から10年。岩手、宮城、福島3県の海岸や慰霊碑などでは10日、犠牲者を悼む人の姿が多く見られた。新型コロナウイルスの影響で昨年は開催が見送られた政府の追悼式は11日、東京都内で行われ、被災地でも発生時刻の午後2時46分に合わせ、鎮魂の祈りがささげられる。
(オープン戦、オリックス7-6ヤクルト、10日、京セラ)九回に1点差まで詰め寄ったが、ヤクルトはオープン戦5連敗。ただ、若手投手陣が奮闘ぶりが見えた試合でもあった。
群馬県の山本一太知事は10日の定例会見で、観光支援施策「愛郷ぐんまプロジェクト 泊まって! 応援キャンペーン」の第2弾実施について、「(感染状況など)条件が整い次第開始したい」と述べた。感染状況が落ち着きつつあることを踏まえ、観光業など傷んだ経済の立て直しに乗り出す。
北海道は10日、新型コロナウイルスの新たなクラスター(感染者集団)が釧路市の有料老人ホームで発生したと発表した。感染者は職員3人と入居者2人の40~90代計5人で、いずれも軽症か無症状。道が感染経路を調査している。
仙台市のアイスリンク仙台は10日、フィギュアスケートで冬季五輪男子2連覇の羽生結弦(ANA)から211万6270円の寄付があったと発表した。
大阪府は10日、医療関係者らで構成する新型コロナウイルス感染症対策協議会を開き、府が8日から実施している医療従事者向けワクチン接種の計画などを議論した。約31万人の接種希望者に対し、国からの通知に基づき、4月下旬までに計約26万1千人分のワクチンが届くと想定。残り約5万人分は、5月前半までに発送される見通しとした。
サッカーのドイツ1部リーグで、アイントラハト・フランクフルトとの契約を来季まで1年延長した37歳の長谷部誠が10日、オンラインで記者会見し「引退しなければいけない年齢に近づいている中で、重圧とともに楽しみや喜びを感じている。一瞬一瞬、一日一日の練習をいとおしく、大切に思える」と心境を語った。
山梨県の長崎幸太郎知事は10日、臨時記者会見を開き、年度末、年度初めを迎えるにあたって「歓送迎会や謝恩会はぜひやってください」とした上で、前提条件としての新型コロナウイルス感染対策を呼び掛けた。
厚生労働省は10日、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンを接種した20~50代の男女8人が、重いアレルギー反応であるアナフィラキシーを発症したとの報告があったと発表した。いずれもアレルギーの既往歴や持病があった。投薬などによって回復したり快方に向かったりしている。