維新代表 松井大阪市長 任期全うした上で政界引退へ
いわゆる「大阪都構想」の賛否を問う住民投票で反対が多数となったことを受けて、大阪維新の会の代表を務める大阪市の松井市長は、残りの任期は全うした上で、政界を引退する意向を表明しました。また、代表代行を務める大阪府の吉村知事は、みたび都構想を問うことはないと明言しました。
いわゆる「大阪都構想」の賛否を問う住民投票で反対が多数となったことを受けて、大阪維新の会の代表を務める大阪市の松井市長は、残りの任期は全うした上で、政界を引退する意向を表明しました。また、代表代行を務める大阪府の吉村知事は、みたび都構想を問うことはないと明言しました。
「大阪都構想」住民投票が反対多数となったことについて、与野党などの反応です。自民党の森山国会対策委員長は、NHKの取材に対し、「大阪市がなくなった場合、どのような自治体の形になるのか、住民の皆さんが想像しにくかったことが要因ではないか。 菅政権や国政への影響はないと思う」と述べました。
大阪市を廃止し、4つの特別区に再編する「大阪都構想」の住民投票が否決されたことについて、自民党の中山泰秀防衛副大臣は1日、産経新聞の取材に「多くの大阪市民が訴えに耳を傾けてくれた。政令市が大阪の成長に欠かせないと市民が判断した」と述べた。そのうえで、松井一郎大阪市長(日本維新の会代表)が令和5年春の任期満了をもって政界引退を表明したことについて「潔く市長職を辞すべきだ」と語った。
大阪都構想が否決確実となったことを受け、大阪市の松井市長と大阪府の吉村知事らが1日深夜、大阪市内のホテルでそろって会見した。
都構想の2度目の住民投票否決が確実になった1日夜、都構想を提唱した大阪維新の会前代表で元大阪府知事、元大阪市長の橋下徹氏(51)がフジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜後9・0)に大阪からリモート生出演し、「市民の皆さんの判断」と淡々と語った。
《大阪都構想の賛否を問う2度目の住民投票が反対多数となり、1日午後11時から大阪市北区のホテル内に設けられた会場で、推進派の大阪維新の会と公明党の合同記者会見が始まった。出席者は維新の松井一郎代表(大阪市長)、吉村洋文代表代行(大阪府知事)、公明党府本部の佐藤茂樹代表ら4人。カメラの無数のフラッシュの光に囲まれながら会場に入った4人の中で、松井氏がまず口を開いた》 松井氏「住民投票に参加して頂いた全ての市民の皆様にお礼申し上げます。2度目の敗北。公明党さんに多大なるご支援を頂きましたが、すべて私の力不足。大勢のみなさんに支えて頂いたにもにも関わらず敗北した」 《敗北が決まったにも関わらず、吹っ切れたような晴れやかな表情でマイクを握り、言葉を継ぐ松井氏。対照的に、隣に座る吉村氏は口を一文字に閉じ、険しい表情をしている》 松井氏「まさに大阪市民のみなさんの民意。しっかり受け止め、大阪が良くなるよう、今は市長ですから発展に全力を尽くしたいと思っています。これだけ大きな戦い、問題提起をできたのは政治家冥利に尽きる。本当にありがとうございました」 松井氏「結果は出ましたので新たにここから。反対のみなさんも、二重行政はやっぱり反省すべきという認識をいただいていると思う。2025年大阪・関西万博も
自動車のF1シリーズ第13戦、エミリアロマーニャ・グランプリ(GP)は1日、イタリアのイモラで決勝が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が今季9勝目、単独最多を更新する通算93勝目を挙げた。メルセデスは製造者部門7連覇が決まった。
大阪都構想の是非を問う住民投票が1日、再び否決確実となったことを受け、大阪維新の会代表の松井一郎大阪市長は同日夜の記者会見で「敗因は僕の力不足だ。次の世代には頑張ってもらいたい」と述べ、令和5年春の市長任期終了をもって政界を引退すると明言した。
国内で1日、新たに614人の新型コロナウイルス感染者が確認された。大阪123人、東京116人、北海道69人、神奈川66人など。死者は長野と大阪で各2人、千葉と福岡で各1人の計6人が報告された。
「大阪都構想」の住民投票の結果を受けて、大阪維新の会の代表代行を務める大阪府の吉村知事は記者会見し、「進退についてだが、今回、1丁目1番地の都構想が否決された。重く受け止め、僕自身が都構想について再挑戦することはない」と述べました。
変化によるリスクを過剰に恐れる「現状維持バイアス」が働いたのか。地方自治史上初となる政令指定都市の大阪市を廃止、4特別区に再編する大阪都構想の賛否を問う住民投票は、再び反対多数となった。「荒療治」によるメリットよりデメリットが大きいと不安視されたのだ。10年越しの政争は決着したが、都市戦略をめぐる議論に幕を引くことは断じて許されない。
テニスの全日本選手権はシングルス決勝が行われ、男子は23歳の中川直樹選手が、女子は30歳の秋田史帆選手が初優勝を果たしました。
大阪市を廃止し、4つの特別区に再編する大阪都構想の是非を問う住民投票は1日、投開票され、反対多数で否決されることが確実となった。大阪市の存続が決まった。都構想は平成27年5月の前回に続いて否決された。
プロ野球西武の平尾博司2軍打撃コーチが選手の私物を盗んだとして、球団は31日付けで契約を解除したと発表しました。
新型コロナウイルスの影響で今シーズン唯一となったビーチバレーの国内ツアー大会の決勝が行われ、女子は大会第1シードの石井美樹選手と村上めぐみ選手のペアが優勝しました。