離婚母子、DV被害者…コロナ「子ども給付金」が届かない人たちの「過酷な現実」

コロナ禍は女性を直撃し、「女性不況」の呼び名も生まれた。だが、政府のコロナ禍対策では、女性や子どもの実態が見えていないかのような迷走ぶりが目立つ。代表例が「子ども給付金」だ。子どもへの支援をうたいながら、離婚・別居・DV被害者などの困窮度の激しい母子に届いていない例が多数生まれているからだ。