『罪の声』作者が、なんども“現場に足を運んで”まで書き上げたかったもの
累計発行部数80万部を突破し、映画化も大きな話題となったリアリズム小説『罪の声』。その作者である塩田武士さんが、次の作品のテーマに選んだのは、昭和31年に福井県芦原温泉で起きた大火災「芦原大火」だ。ネットやリモートでも必要十分な情報にアクセスできる時代に、なぜ塩田さんは足を使った現場取材を大切にしているのか。フィクション小説における、歴史的事実や当事者の声の重要性とは――。
累計発行部数80万部を突破し、映画化も大きな話題となったリアリズム小説『罪の声』。その作者である塩田武士さんが、次の作品のテーマに選んだのは、昭和31年に福井県芦原温泉で起きた大火災「芦原大火」だ。ネットやリモートでも必要十分な情報にアクセスできる時代に、なぜ塩田さんは足を使った現場取材を大切にしているのか。フィクション小説における、歴史的事実や当事者の声の重要性とは――。