アルツハイマーを発症した元・東大教授が、言葉を失いつつも講演を続けた理由
59歳のとき「若年性アルツハイマー病」で東京大学を辞した元教授・若井晋。その後、彼は認知症の当事者として講演を行うという、新たな生きがいに恵まれた。しかし症状の悪化と身体の衰えが、彼の残された力を奪っていく。晴れ舞台から遠ざかり、日常に戻りゆくなかで、彼が直面した困難とは? 妻・若井克子の近刊『東大教授、若年性アルツハイマーになる』(講談社)よりお届けする。
59歳のとき「若年性アルツハイマー病」で東京大学を辞した元教授・若井晋。その後、彼は認知症の当事者として講演を行うという、新たな生きがいに恵まれた。しかし症状の悪化と身体の衰えが、彼の残された力を奪っていく。晴れ舞台から遠ざかり、日常に戻りゆくなかで、彼が直面した困難とは? 妻・若井克子の近刊『東大教授、若年性アルツハイマーになる』(講談社)よりお届けする。