富山大学の「驚異のすい臓がん治療」はなぜ実現したのか?【外科と内科の「超連携」】
外科と内科の協調性の高さが、この病院のいちばんの強みである。通常、大きな病院になればなるほど、医局の縄張り意識が働き、外科と内科がライバル関係になることも多い。『ドクターX』などの医療ドラマで、患者の治療法をめぐって、各科の医師たちがつばぜり合いをする様子を見たことがある人も多いだろう。しかし、富山大学ではそのような不毛な争いは起きない。
外科と内科の協調性の高さが、この病院のいちばんの強みである。通常、大きな病院になればなるほど、医局の縄張り意識が働き、外科と内科がライバル関係になることも多い。『ドクターX』などの医療ドラマで、患者の治療法をめぐって、各科の医師たちがつばぜり合いをする様子を見たことがある人も多いだろう。しかし、富山大学ではそのような不毛な争いは起きない。