日本電産「過去最高益」のウラで「カリスマ・永守会長」の周りに起き始めた、深刻な異変

日本電産の創業者である永守重信会長兼CEOは7月20日、2022年4～6月期決算発表の冒頭にこう切り出した。「自分が命を懸けて造った会社の業績と株価が下がっていることに、見て見ぬふりができなかった。そして業績や株価の回復よりも、それ以上に重要なのが企業文化の立て直しだ」