【産経抄】「妹の力」は改革の力となるのか 3月7日
漫画家の故畑田国男さんは、「姉妹型研究家」の肩書も持っていた。著書の『「妹の力」社会学』のなかで、織田信長とナポレオンという日仏を代表する英雄の違いを妹との関係に見る。
漫画家の故畑田国男さんは、「姉妹型研究家」の肩書も持っていた。著書の『「妹の力」社会学』のなかで、織田信長とナポレオンという日仏を代表する英雄の違いを妹との関係に見る。
米映画界最大の栄誉、アカデミー賞のメーキャップ&ヘアスタイリング賞を、「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」の辻一弘さんが受賞した。同賞を日本人が受賞するのは初めてである。
【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米政権は、韓国の文在寅大統領の特使団による北朝鮮訪問を受け、北朝鮮が体制保証と引き替えに核放棄の意思を示したと韓国政府が発表したことに関し、朝鮮半島の非核化に向けた米朝対話につながる重大な転機になり得るとして一定の評価を示しつつ、北朝鮮の真意を慎重に見定める方針だ。
セブン&アイ・フードシステムズ(東京)のファミリーレストラン「デニーズ」は13日から約130のメニューの半数以上を改定する。高齢者や1人で訪れる客の増加といったファミリーレストラン業態が直面する市場の変化に対応する。
ロッテのドラフト1位、安田(大阪・履正社高)のバットからようやく快音が響いた。5-5の同点で迎えた九回2死満塁の場面で、サヨナラ適時打を左前へ。台湾プロ野球チームとの対戦を除き、練習試合を含めて21打席目での初安打がチームを勝利に導く殊勲打になった。18歳は「これまで結果が出ずにしんどかったけど、自分のスイングをしようと思った」とうなずいた。
6日午後6時50分ごろ、鹿児島県の航空自衛隊沖永良部島分屯基地近くの上空で、空自那覇基地所属の大型輸送ヘリコプターCH47Jから機体後部のカーゴドアが落下した。空自によると、落下地点は森林とみられ、けが人はなかった。
【ソウル=名村隆寛】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が韓国側の特使と、南北首脳会談開催などで合意したことを、韓国大統領府は高く評価している。「満足のいく合意」と、より評価している北朝鮮にとっても、リスクのない合意であったようだ。
自民党憲法改正推進本部(細田博之本部長)は6日、党の憲法改正案をめぐり、大規模災害などに備える緊急事態条項に政府への権限集中などを明記する方針を固めた。当初は緊急時の国会議員の任期延長に絞って改憲を目指す考えだったが、党内の異論を踏まえ方針転換した。
学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐり、財務省が問題発覚後に決裁文書を書き換えた疑いがあるとの朝日新聞報道を受け、財務省は6日の参院予算委員会理事会に省内調査の状況を報告した。決裁文書の原本は売却問題を捜査している大阪地検に提出しており「すべての文書を直ちに確認できない」との内容だった。野党は「ゼロ回答だ」と反発し、6日の参院予算委と参院財政金融委、衆院財務金融委が開かれず終日空転した。
自民党で最小派閥の石原派(12人)と谷垣グループ(約20人)の幹部が7日夜に会談し、党総裁選で連携する可能性などを探る。両者には「ポスト安倍」に直結する候補が見当たらず、人数を束ねて総裁選で影響力を強めたい考えだ。
平成30年春闘で自動車労使の交渉が佳境を迎えている。大手各社の業績は順調だが、円高やトランプ米大統領が打ち出した鉄鋼の輸入制限などで、経営環境の不透明感も増している。車両の電動化や自動運転の普及に向けた大転換期を乗り切るための「投資」をどう配分するかが重要な論点だ。自動車総連の高倉明会長と日本自動車工業会(自工会)の尾高和浩労務委員長(ホンダ執行役員)に聞いた。
豊臣秀吉の妻、北政所(きたのまんどころ=ねね)ゆかりの高台寺(京都市東山区)で6日、春の夜間特別拝観を前にライトアップの試験点灯が行われ、庭園に幻想的な世界が広がった。
日本政府内では6日夜、韓国と北朝鮮が南北首脳会談開催で合意したことに関し「かなり前のめりに物事が進んだ印象だ」(政府当局者)と戸惑いや驚きが広がった。小野寺五典防衛相は「核・ミサイル開発の放棄につながるのか慎重に見定める必要がある」と防衛省で記者団に語った。
安倍晋三首相は6日夜、自民党の当選1回の参院議員約10人と公邸で会食した。憲法改正について「自分からは具体的には何も言わないが、連合国軍総司令部(GHQ)によって作られた今の憲法を、日本人の手で作る作業に積極的に参加してほしい」と呼び掛けた。出席者が明らかにした。
A 「不良な子孫の出生防止」という優生思想に基づく目的を明記していた。遺伝性とされた身体疾患などの場合、本人や配偶者の同意を得て不妊手術を行うと定めた法律だ。ナチス・ドイツの「断種法」の考えを取り入れた国民優生法が前身で、昭和23年に施行。「障害者差別に当たる」として平成8年に母体保護法に改正された。
サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ第3戦は6日、各地で行われ、E組の柏はホームの三協フロンテア柏スタジアムで傑志(香港)を1-0で破って初勝利を挙げ、1勝1分け1敗の勝ち点4とした。G組のC大阪はアウェーでブリラム(タイ)に0-2で敗れ、1勝1分け1敗の勝ち点4。
野村ホールディングス(HD)は6日、国内中核子会社の野村証券の森田敏夫社長(56)と奥田健太郎米州地域ヘッド(54)を4月1日付で、共同のグループ最高執行責任者(COO)に起用する人事を発表した。平成24年にグループ最高経営責任者(CEO)に就任した永井浩二氏(59)は留任する。