緩急自在だった。西武の十亀は140キロ中盤の直球に加え、110キロ台のカーブを織り交ぜて七回途中を1安打、無失点の好投。「開幕に向けて100%に持っていきたい」と話す言葉にも力強さが宿った。
巨人ファンが待ちに待った瞬間が訪れた。七回、米大リーグから10季ぶりに復帰した上原の名前がコールされた。その声がかき消されるほどの歓声と拍手。外野席には「おかえりなさい上原浩治」の横断幕も揺れた。温かい雰囲気に包まれ、背番号11は小走りでマウンドへ向かった。
20日午後5時50分ごろ、東京都八王子市高月町の都道で、同市諏訪町の私立高1年、中村和央さん(16)が運転する3輪バイクが転倒した。中村さんは気管支を断裂しており、間もなく死亡が確認された。警視庁八王子署が詳しい事故原因を調べている。
東京都荒川区は、国家戦略特区制度を活用し、4月から同区南千住の都立汐入公園内に、小学生を放課後に預かる学童クラブを開所すると発表した。区によると、制度活用で学童クラブが開かれるのは全国初。
東京都足立区は、今年度の区立小学校1年生のうち肥満傾向にある児童の割合は男女ともに4・5パーセントで、男子は27年度比0・2ポイント、女子は同0・9ポイント、それぞれ改善傾向にあると明らかにした。小1を対象にした健康・生活実態調査で判明した。理由として、共同で調査した東京医科歯科大は「足立区では子供に、食事で野菜を最初に食べる『ベジファースト』を推進していることが一因ではないか」としている。
【ブエノスアイレス=塩原永久】20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で保護主義的との批判を浴びているトランプ米政権は、鉄鋼・アルミニウムの輸入制限について一定の配慮もにじませている。一方、G20会議の一致した課題として討議されてきた中国の知的財産の侵害については別の制裁も検討しているもようだ。トランプ政権は幅広い対象国や製品に関税を課す強硬姿勢を貫くか、中国に狙いを絞るかの岐路に立っている。
大規模金融緩和の導入から5年が経過し、「黒田日銀」は新体制で緩和を縮小する出口戦略を模索する。20日就任した2人の副総裁は総裁の補佐役。しかし米国の利上げや保護主義の台頭など経済環境が急変する中、金融政策決定会合では1票を持つ独立した政策委員として総裁と対立する可能性もある。正副総裁が一枚岩になれるかが円滑な政策運営のカギを握りそうだ。
国土交通省が20日発表した2017年の燃費の良い乗用車ランキングによると、普通・小型自動車はトヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」が3年連続で首位となった。燃費はガソリン1リットル当たり40・8キロだった。
日産自動車、SUBARU(スバル)による新車の無資格検査問題を受け、完成検査制度のあり方について検討を進めていた国土交通省の有識者会議は20日、完成検査での不正が疑われる場合に生産・出荷を止める「型式指定の効力停止」の拡充などを盛り込んだ中間報告を公表した。同省は今月中にパブリックコメントにかけ、今夏の関係省令改正を目指す。
大阪府は20日、府立大型児童館「ビッグバン」(堺市南区)で、天井から重さ0・9キロのガラス製照明カバーが落下し、来館していた男児(6)の頭に当たる事故があったと発表した。男児は病院に搬送され、頭部打撲の軽傷という。
立川左談次氏(たてかわ・さだんじ、本名・山岡通之=やまおか・みちゆき=落語家)19日、食道がんのため死去、67歳。通夜は25日午後6時、葬儀・告別式は26日午前11時、東京都荒川区町屋1の23の4、町屋斎場で。喪主は妻、光子(みつこ)さん。
「決断力があって冷静沈着」が社内評。冨田哲郎社長も「自分が失言した部分を副社長としてさりげなくフォローしてくれ、事なきを得たことが何度もあった」と全幅の信頼を置く。