平壌で金正恩朝鮮労働党委員長と会談した韓国特使団の徐薫国家情報院長が来日し、安倍晋三首相や河野太郎外相らに金正恩氏とのやりとりを説明した。首相と徐氏は、北朝鮮の核・ミサイル開発放棄に向けた「最大限の圧力」の継続や、拉致問題の解決に向けた連携を確認した。
神戸製鋼所が製品データの改竄(かいざん)問題に関する調査報告書をまとめた。元役員らが不正に関与し、顧客との契約に適合しない製品を600社以上に出荷していた。
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は13日、ノルウェーのトロンヘイムで個人第17戦が行われ、個人総合1位で平昌冬季五輪個人ノーマルヒル銀メダルの渡部暁斗(北野建設)は2位だった。
日本体育協会の事務局などが入る岸記念体育会館(東京都渋谷区)を明治神宮外苑地区に移転させ、跡地を都が購入する計画をめぐり、平成24年に森喜朗元首相と都幹部が協議したことを示す文書を入手したと共産党都議が13日、都議会予算特別委員会で明らかにした。森氏の関与を示す文書は「見当たらない」としてきた都の説明は「虚偽答弁だ」と批判した。
東京都の小池百合子知事は13日の都議会予算特別委員会で、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長にバレンタインのチョコレートを渡していたと明らかにした。都議会自民党は「公選法違反の疑義がある」と批判するコメントを発表。小池氏は委員会終了後の取材に「認識が甘かったと反省しています」と述べた。
トヨタ自動車は13日、平成30年春闘で、賃金の水準を底上げするベースアップ(ベア)について、前年実績の月額1300円を上回る水準で妥結する方針を固めた。ベア実施は5年連続だが、具体額は非公表とする方針で、正社員のベアに関心が集中する春闘のあり方に一石を投じる構え。新日鉄住金やJFEスチールなど鉄鋼大手の労使は30、31年の2年分のベアで、前回の計2500円を上回る計3千円を軸に最終調整に入った。自動車や電機など大手製造業各社は14日に集中回答日を迎える。
【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領がティラーソン国務長官を解任したのは、北朝鮮の核・弾道ミサイル問題やイラン核合意を含む外交・安全保障分野の懸案をめぐるトランプ氏とティラーソン氏との立場の相違が修復不能な対立に発展していたことが背景にある。
前半のスーパー大回転で9位と出遅れた鈴木は、得意の回転で順位を上げて4位。表彰台まであと一歩に迫り「前半のタイム差さえなければメダル争いもできたかな」と顔をしかめた。
スピードスケート女子の高木美帆(日体大助手)が12日、現役続行する意向を明らかにした。合宿中のオランダ北部ウォルフェガで「続けるには続ける。どういう取り組み方がいいか考えている」と語った。
移り気な風と雪に惑わされた。リオデジャネイロ夏季大会トライアスロンに出場した経歴を持つバイアスロン男子立位の佐藤は上位との実力差を埋められなかった。「射撃でミスが出て、コースが軟らかい雪で脚に(疲れが)きて…」と苦笑いを浮かべた。
13日に閣議決定された遺産相続に関連する民法などの改正案は相続をどう変えるのか。改正案の主なポイントの「配偶者優遇」について具体的なケースを想定してみる。
安倍晋三首相の妻、昭恵夫人のフェイスブック(FB)に「野党のバカげた質問ばかりで、旦那さんは毎日大変ですね」といった文言が含まれた投稿が寄せられ、昭恵夫人のアカウントからこの投稿に対して「いいね!」のボタンが押されていることが13日、分かった。
開始直後の絶好機を逃したことが響いた。パラアイスホッケーの日本はチェコの大柄な守護神から最後まで得点を挙げられなかった。1次リーグ3戦全敗。厳しい現実を突きつけられた。
バイアスロン女子10キロ立位の阿部友里香(日立ソリューションズJSC)はゴール直後にうつぶせで倒れ込み、長い時間動くことができなかった。荒井監督によると、過呼吸のため医務室に運ばれたが、しばらくして回復。14日のノルディックスキー距離スプリント・クラシカルには出場する意欲を示しているという。
アルペンスキー男子スーパー複合座位の森井は、前半スーパー大回転で途中棄権に終わった。コースを大きく外れて転倒し、後半回転に進むことができず「残念で悔しい」と肩を落とした。
日本バレーボール協会は13日、東京都内で理事会を開き、2018年度予算が約7億2千万円の赤字となることを承認した。20年東京五輪のために積み立てている特定費用準備資金の約1億3千万円を収益として充てることで、実質は約5億9千万円の赤字予算となる。同協会によると、過去最大の赤字決算は02年度の約3億800万円。
北方領土を事実上管轄するロシア極東サハリン州のコジェミャコ知事は12日、色丹島でのディーゼル発電所建設に関して、米国の建設機械大手キャタピラーと合意したと述べた。9月までに工事を終え、当初は5メガワットの発電規模を目指す。ロシア通信などが13日、報じた。
バイアスロン女子立位の出来島はスタートから積極的に飛ばしたが、今大会に入って不安定な射撃が乱れた。めまぐるしく向きが変わる風に苦しめられ「射撃のミスが大きく響いて順位を落とすことになった」と振り返った。
競泳女子で17歳の池江璃花子(ルネサンス亀戸)が13日、合宿先のメキシコから帰国して成田空港で取材に応じ、4月の日本選手権はいずれも日本記録を保持するバタフライの50メートル、100メートルと自由形の50メートルと100メートルの計4種目に出場することを明らかにした。昨年は女子で史上初めて同選手権5冠を達成したが、負担を軽減して好タイムを出すために種目を絞った。
【ニューデリー=森浩】マティス米国防長官は13日、アフガニスタンの首都カブールを予告なしに訪問し、ガニ大統領らと会談した。ロイター通信によると、マティス氏は同行した記者団に、イスラム原理主義勢力タリバンの一部グループが、アフガン政府との対話に前向きな姿勢を示していることを明らかにした。