ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は18日、ドイツのクリンゲンタールで個人第20戦が行われ、平昌冬季五輪個人ノーマルヒル銀メダルの渡部暁斗(北野建設)が3位となり、2試合を残して個人総合初優勝を決めた。複合の日本勢では1992~93年シーズンから3連覇した荻原健司以来、23季ぶり2人目。
【ルクセンブルク共同】フィギュアスケートのプランタン杯最終日は18日、ルクセンブルクで行われ、女子はショートプログラム(SP)2位の三原舞依(シスメックス)がフリー1位の142・51点を出し、合計215・49点で逆転優勝した。平昌冬季五輪6位でSP首位の坂本花織(シスメックス)はフリー2位の合計202・56点で2位、白岩優奈(関大KFSC)が合計181・79点で3位となった。
米国を訪問していた河野太郎外相は17日午前(日本時間同日夜)、韓国の康京和外相とワシントンのホテルで会談し、拉致問題の解決に向け日韓で連携することを確認した。しかし、慰安婦問題に関する日韓合意には触れなかった。文在寅政権は首脳、外相会談で「未来志向の日韓関係」を強調する裏で合意を覆すかのような言動を繰り返している。対北朝鮮で日米韓の連携を重視するあまり、韓国版「微笑外交」の術中にはまる懸念もある。
前回ソチ大会でメダル80個を獲得したロシアは、国ぐるみのドーピング問題の影響で、参加選手数が半減。ノルディックスキー距離などで有力選手が出場できず、勢力図が変わった。
前頭筆頭は今場所が4度目。初の三役昇進を目指す遠藤が、力戦を続けている。この日は千代大龍との激しい相撲を制して連敗を3でストップ。星を4勝4敗の五分に戻し、支度部屋に戻ると「よかったです」と一息ついた。
表彰台の真ん中で日本チームの笑顔がはじけた。4連覇で通算10度目の頂点。日本レスリング協会の栄和人強化本部長によるパワーハラスメントが告発され、大きな騒ぎとなる中でも、影響を感じさせない戦いぶりが光った。
スピードスケート女子の高木美帆(23)=日体大助手=が18日、ミンスクで行われたワールドカップ(W杯)最終戦で、今季6戦で滑った全種目の合計得点による総合優勝を決めた。日本選手初。2月の平昌冬季五輪、3月上旬に制した世界選手権に、さらに勲章を加えてシーズンを締めくくった。
リオデジャネイロ五輪で4連覇を逃した後、実戦から遠ざかっているレスリング女子の吉田沙保里は、女子の国別対抗戦、ワールドカップ(W杯)のテレビ解説で会場の高崎アリーナを訪れた。日本が4連覇を飾ると、選手らが喜ぶ様子を携帯電話のカメラで撮影するなどうれしそうだった。
ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)欧州予選最終日は18日、ブリュッセルなどで行われ、2位スペインがベルギーに10-18で敗れたため、6勝2敗の勝ち点29で日程を終えトップに立っていたルーマニアの1位が確定した。W杯出場は9大会連続9度目。1次リーグはA組に入り、19年9月20日の開幕戦で日本と対戦する。
バドミントンの全英オープン最終日は18日、英国のバーミンガムで各種目の決勝が行われ、混合ダブルスで渡辺勇大、東野有紗組(日本ユニシス)が中国ペアに2-1(15-21、22-20、21-16)で逆転勝ちし、初優勝を飾った。108回目を迎えた伝統の大会で同種目の日本勢で初めての快挙となった。
日本勢第1号に続き、大会最後を飾る銀メダルをもぎ取った。村岡はまとまったタイムを2本そろえ、出場全5種目で表彰台に立った。日本選手の冬季1大会におけるメダル最多記録を更新し、「スキーを始めたときは、こんな日が来ると思ってなかった」と自らの成長を喜んだ。
日本は10個のメダルを獲得し、前回ソチ大会の6個を上回った。2013年9月に20年東京大会の招致が決定した後、加速した強化策の成果が表れたといえる。
民進党の大塚耕平代表と増子輝彦幹事長は17、18両日、手分けして4都県連の大会を回り、野党結集への決意を表明した。しかし、肝心の地方組織は分裂した立憲民主党がじわじわと侵食する。民進党執行部は衆院選で「排除」路線を敷いた希望の党との合流を目指すが党内の忌避感はなお根深く、27日の結党2年を前に瓦解の危機に直面している。
日本相撲協会は18日、十両貴公俊(たかよしとし)関(20)=貴乃花部屋=が大阪市のエディオンアリーナ大阪で同日行われた春場所8日目の取組後、支度部屋で付け人を務める力士を殴ったと明らかにした。目撃者からの通報を受けて事情を聴いたところ、貴公俊関は「2、3発殴った」と認めたという。
パラアスリートたちが躍動した平昌パラリンピックが18日、幕を閉じた。山間部での大会運営で輸送のバリアフリーに工夫を凝らす一方、認識不足などから段差解消の効果が十分でない対策も散見された。冬季大会としては過去最高のチケット販売を記録し、閉会式のスタンドは人で埋まったが、競技会場では空席も目立った。東京大会に向け、教訓が残された。
自民党の細田博之憲法改正推進本部長は18日、松山市で講演し、憲法9条をめぐる党改憲案の意見集約について「今週に結論を出す」と述べた。9条改正案では、細田氏らが安倍晋三首相(党総裁)の提案に基づき、戦力不保持などを定めた2項を維持して自衛隊を明記する案での取りまとめを目指している。石破茂元幹事長らは2項を削除して自衛隊を戦力として位置付ける案を主張しており、15日の全体会合では意見集約を見送っていた。
【ソウル=名村隆寛】4月初めに計画されている韓国の芸術団の平壌公演に向け、韓国と北朝鮮は20日に軍事境界線がある板門店の北側の「統一閣」で実務協議を開くことで合意した。韓国統一省が18日、明らかにした。
参院予算委員会は19日、安倍晋三首相や麻生太郎副総理兼財務相らが出席して学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる財務省の決裁文書改竄問題の集中審議を行う。財務省は理財局長として答弁した佐川宣寿前国税庁長官が改竄を知っていたとの認識を示しており、佐川氏の関与の度合いや改竄が誰の指示で行われたかが焦点となる。自民党からも18日、真相解明のため佐川氏の証人喚問を求める声が相次いだ。